毛細血管の内壁には「リポタンパクリパーゼ」という酵素が付着しています。
脂肪組織の毛細血管にあるこの酵素が活性化すると、血液中に流れている脂肪をボンボン取り込んで脂肪組織に蓄積してしまうので肥満につながります。
これがせっせと身体を太らせるので、仮に「デブリバーゼ」と呼びます。
ところで、この「リポタンパクリパーゼ」には、「ヤセリバーゼ」もあるのです。
これは同じ酵素でも心臓や筋肉組織の毛細血管にあるので、ここの「リポタンパクリパーゼ」が活性化すれば、血液の中の脂肪は心臓や筋肉に取り込まれてエネルギー化し、燃焼してしまうわけです。
この「デブリパーゼ」と「ヤセリパーゼ」は相補関係にあって、どちらかが元気なときには、もう片方は静かにしています。
つまり「デブリパーゼ」が働き出すときには、「ヤセリパーゼ」の働きは鈍くなり、身体は効率よく脂肪をため込む状況になっているということです。
そこでこの「デブリパーゼ」をなんとか抑え込みたいわけですが、この「デブリパーゼ」活性化の鍵を握っているのが、みなさんも一度は聞いたことのある「インシュリン」というホルモンなのです。
インシュリンの分泌が活発になると、「デブリパーゼ」は図に乗って脂肪をどんどんためだします。
そして悪いことに、インシュリンは、心臓と筋肉の「ヤセリパーゼ」の働きを抑えてしまうので、血中脂肪は、エネルギーになるよりも、貯蔵脂肪になる危険性が高まってしまうのです。
バストアップするためにクリニックへ急ぎたい気持ちもわかりますが、まずは体の内側の健康管理からはじめましょう。
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